七等星
作詞作曲 玉橋優


試しに少しだけ自分を傷つけた 苦しくって痛くって涙が出た
試しに少しだけ両目を閉じてみた 遠くで聞こえる笑い声に少しイラついた

「全て消してしまおうか」そう呟いて とりあえず息を止めてみた


そして何も変わらないまま また今日が終わっていくよ
目を背けてる僕だけ置いて また明日が過ぎ去っていくんだ


夢を追う人を鼻で笑って 自分は勝手に許されたつもりでいた
気がつけば汚れて それを誤魔化して あるがままを受け入れて 自分を見失って


傷つけ泣いたのは生きてたかっただけ イラついたのも本当は羨ましかっただけ
日も沈み星空 端っこ六等星 あんなにかすかでも確かに輝いているのに

きっと僕は七等星 誰の目にも映らない そんな星


こんな僕だって息をして また今日を通り過ぎてく
隣には誰もいないけど 足跡は真っ直ぐ伸びてて

前を見て明日を望んだら 手招きする光が見えた
眩しくて目を逸らしそうだけど ゆっくりと歩くことにした
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