閃光華灯
作詞作曲 玉橋 優
けたたましく鳴るサイレンぼやけた視界の隅に 「全部捨てて楽になれよ」って僕を呼ぶ光が見えた
迷っている僕の前でくたびれたスーツが 黄色と黒の門をくぐって夕焼けの空を舞う
あなたは何を見たの?濁ったその両目でさ 黙ってないで答えてよ空と地面が混ざっていく
死に損ないの自殺志願者は今日ものうのうと生きて 性懲りも無く傷を増やして馬鹿みたいに喜ぶの
口癖は「死にたい」ででも理由は無いみたいで ついでに勇気も無いみたいで僕の思考は停止する
狂ったその頭で今日も死ぬ理由探し その度自分がまだ恵まれてるって気づくんだ
それすら否定したくてもうなに一つ見たくなくて 誰でも構わないさ僕を殺してくれないか ねぇ
死ぬ度胸も無い 生きる気力も無い 理由は何?目的は何?ぼくの存在意義は何?
そうやって理屈捏ね回して 誰かに気づいて欲しいだけ そうやって強がる振りをして誰かに愛して欲しいだけ
明日が来る気がした それが気のせいだと知った いつだって自分から明日に向かって歩いてた
まだ呼吸は許された やるべきこともあった ほら 君に愛を叫ぶんだ