夢の中、君、訪れる明日
作詞作曲 玉橋 優

夢から覚めた白い夜世界の片隅で 汚れた小さな右手に光を見る
その手をそっと温めた左手も冷える頃 僕はゆっくり明日へのボタンを押す

初めて嘘を吐いた日はなんだか少しだけ 汚れちゃった気がして小さく泣いたんだ
「全部消えてなくなるよ」そう言われた日にも 僕はやっぱり悲しくて小さく泣いたんだ

もしも僕が死んだ時 誰が泣いてくれるかな
明日は君もいないのかな 全部全部怖いんだ

蒼白く光る命の灯が ここにもそこにも輝いてる
僕は歌うよここで歌うよ その灯がいつでも美しいと


町をうろついてみればそこら中の道から 怒声と罵声が響いて耳が痛くなるんだ
何とかダムスが言ってた世界の終わりが いつまでたっても来なくてみんなヤケになってんだ

きっときっとそうでしょう だからこんなに汚いんでしょう
そしてみんな殺し合うんでしょう 全部全部悲しいんだ

血に染まる空夕焼けの紅 どうしてこんなに似ているのでしょう
だけどその下で落ちる涙は どうしてこんなに違うのでしょう


あぁ聞きたいことがあるんだ些細なことだけど 僕らの歌はあなたに届いてますか
あぁ聞きたいことがあるんだ大事なことなんだ 秋雨の日に消えたあなたは幸せでしたか


昇る朝日に望む明日は誰もが違っているはずだから
一人残らず幸せになれるはず あなたもあなたも幸せになれるはず


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